サマーリーグ2024参加選手募集中

濱盛力選手 – サマーリーグ中間インタビュー

皆さん、こんにちは!

2022年アメリカ🇺🇸サマーリーグもあっという間に前半戦を終え、それに伴いここまでの感想を伺いました。

第1弾はミズーリ州カンザスシティ近郊の St. Joseph Mustangs に属する濱盛力選手(投手)です!

・ここまでの野球はどうですか?

日本の野球とは違った良さがあると感じました。日本の野球は、まず一丸になってから一人一人の役割を着実にこなしながら勝利を目指すような組織ですが、アメリカの野球は選手一人一人が自分が活躍するためにどうするか突き詰め、それが最終的に一丸になって勝利を目指す組織だと感じました。

また、アメリカの選手は感情的になって物に当たる場面をTVなどで見たことがありあまり良いイメージがありませんでしたが、一緒にプレーしているうちにそれだけ気持ちがのめり込んでいることを感じました。試合を終え深夜に家に帰るにも関わらず、打てなかったり抑えれなかったら朝から自主練習をしている選手がほとんどで、その分結果が出なかったら悔しいし結果が出たら嬉しいという感情が爆発するのだと思いました。ここで、日本人とアメリカ人の大きな違いだと思ったのが、対象が他人か自分かだと言うことです。日本人は組織力が高いため他人と比べるのに対して、アメリカ人はただただ自分の結果を追い求める姿勢が強いと感じました。

日本のようにトーナメントではなくシーズンを戦うアメリカ野球に違いがあるのは当たり前ですが、僕は組織の為に自分の形を変えながら必要とされる形になる日本の野球が苦手なのでアメリカの野球が合っていると感じました。

成績は、想像していたより良い成績が残せています。自分の身体を自分が管理し自分が必要だと思うトレーニングを行うアメリカの野球が合っているのが要因だと思います。また、バッターの特徴も日本人とは違うのでストレートで押す自分の投球スタイルが合っています。後半戦への改善点として、与四死球を減らすことと先頭打者を抑えることを意識して挑みたいと思います。

・チームの雰囲気はどうですか?

チームメイトとコーチがとてもフレンドリーで、困ったことがあれば助けてくれるので楽しい時間を過ごせています。また、試合中の自由度が日本とは違うので初めは戸惑いましたが、今は野球に集中できる環境になりました。

初めは、どんな結果であれ経験できたら良いと思っていましたが、チームの勝ちにこだわる姿勢や一人一人の取り組み方を見ていて自分自身にも責任感が生まれ、優勝に貢献したい気持ちが非常に強いです。つまり、勝手にそう思わせてくれるチームの雰囲気があるということです。

・野球以外の生活はどうですか?

渡米初日は、時差ボケとアメリカという全く違う環境で言葉も通じにくいので非常にストレスを感じていました。しかし、ホストファミリーとチームメイトやコーチが、気に掛けてくれて優しく接してくれて色々な事を教えてくれたので、今ではあまりストレスを感じません。

渡米前は食事が合わず痩せてしまうのではないかと思っていましたが、自分で調整しながら食事できていることとホストファミリーが食べれるものを買って来てくれることもあり、体重も維持して一度も体調を崩していません。

また、距離感覚の違いに驚きました。ホームグラウンドまで15分と言われていたので本当に近いと思っていたものの車に乗っていると僕の感覚ではとても遠い場所にグラウンドがあり驚きました。日本には信号が多く制限速度も速くないため感覚の違いが起きたのだと思います。

・後半戦に向けて意気込みを下さい。

後半戦も優勝を目指して全て勝つ気持ちで、1試合1試合に取り組みたいです。また、アメリカにいるのもあと1ヶ月程なのでアメリカでしかできない経験をできるだけ多くしたいです!


現在の個人成績
勝利1
敗戦0
セーブ1
防御率2.45
試合6
先発0
投球回11
奪三振14
与四死球7
チーム成績:17勝8敗

皆さま、濱選手の応援をお願いします❗️

応援メッセージはTwitterで!
#アジアンブリーズ を忘れずに❗️

Changing Lives !!

Asian Breeze

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次