進藤選手にとって2025年は初めての海外挑戦の年。アリゾナでのアジアンブリーズでのシーズンを皮切りに、カナダでのサマーリーグ、そしてアリゾナ・ウェスタン大学に入学して3ヶ月が経とうとしています。ここまでの道のりについて現地で話を聞きました。
「日本の技術だけじゃない、自分の新しいスタイルをつくりたかった」
日本で培った技術だけでなく、海外の選手たちが持つ“アグレッシブさ”を自分の中に取り入れたい──そんな思いで2025年アメリカの大学野球へ挑戦するため海を渡った。
アジアンブリーズでのプレー、そしてカナダでの大学サマーリーグ。
英語が喋れない中でも、ジェスチャーや行動で思いを伝え、仲間たちとコミュニケーションを積み重ねた。
「このプレーはどういう意識でやっているのか」「バックハンドの取り方は?」──積極的に質問を投げかけながら、今まで触れたことのない技術論を吸収していった。
「日本にいたら、今のバックハンドのレベルまでは絶対に行けなかったと思います。」
そう語る彼の目は、確かな手応えを映している。

「野球に集中できる“環境”がすべてを変えた」
アリゾナでの生活は、まさに“野球漬け”の日々だ。
朝5時に起床。まだ薄暗いグラウンド横のケージで課題の打撃練習に取り組む。
8時前にカフェテリアで朝食を済ませ、9時からはチーム練習が始まる。
昼は授業、午後はウェイトトレーニング。夜は復習や課題、そしてストレッチを終えて夜10時に就寝。
この生活を、月曜から土曜まで繰り返す。
「遊びに行くような場所もなくて、すべてが学校の敷地内で完結しているんです。
でも、それが逆にいい。野球に集中できる最高の環境です。」
オフの唯一の日曜も、食事と栄養管理を欠かさない。
彼にとって、この単調ともいえる生活リズムが、心身を確実に鍛えている。
「パワーでは敵わない。でも日本人の強みがある」
アメリカで感じたのは、やはり“パワー”の違いだという。
「ホームランや長打の部分では、アメリカの選手のほうが圧倒的に魅力的です。」
だが同時に、彼は日本人の強さも再確認した。
「日本人には器用さや細かいプレー、そして自己犠牲の精神がある。
バントでランナーを進めたり、右方向に打ってチームに貢献したり。
そういう部分は、どんな環境でも大事にしていきたいと思っています。」

「英語はゼロから。でも、恥をかくことを恐れない」
渡米当初、英語力は“ゼロどころかマイナス”だったと笑う。
それでも彼は臆せず行動に出た。
「喋れないことを恥ずかしがっていたら、永遠に覚えられないと思って。
だから、わからないなりに単語を並べて、とにかく話しかけました。」
最初は通じなかったが、耳が慣れるにつれ、相手の言っていることが少しずつ掴めるようになった。
発音や言葉の使い方に苦労しながらも、確実に前進している。
「言いたいことが伝わらなくてストレスを感じることもあります。
でも、それも含めて今しかできない経験。
その“苦しみ”を通して、自分を成長させたい。」
彼は、同年代の誰よりも苦しみ、もがくことを自らに課している。
「苦しんで、もがいて、成長する。それが今のテーマです。」
「結果だけじゃない、“見えない部分”でチームに貢献したい」
オフシーズンの今は、守備や打撃の課題を整理しながら試合に挑む日々。
「守備率みたいな数字も大事ですが、それ以上に“いつも練習していること”を試合で出すことを意識しています。」
特にバックハンドの精度を上げることに力を注ぎ、試合で得た課題を練習に持ち帰って繰り返す。
その地道な積み重ねこそ、成長の源だ。
「焦らず、目の前のことに集中して、一つひとつ課題を潰していく。
コントロールできる部分にフォーカスしてやっていきたいですね。」
シーズンが始まれば、数字だけでなく、スコアブックに残らない部分でもチームに貢献したい。
「守備でチームを引っ張って、盛り立てていくのが自分の役割。
バッティングでは出塁や送りバント、タイムリーなど、場面に応じたプレーで貢献したいです。」

努力を惜しまない姿勢と、まっすぐな向上心。その言葉の一つひとつから、彼が今まさに“本物の野球人”として成長していることが伝わってきます。異国の地で言葉や文化の壁にぶつかりながらも、彼は逃げずに挑み続けています。
日々の練習や学びを通して、自分の限界を少しずつ押し広げていく姿は、まさに職人のようですね。
結果だけを追うのではなく、一つひとつの努力を積み重ね、理想の自分へと近づいていく。アリゾナの広い空の下、彼は今日もバットを握り、夢に向かって一歩ずつ前へ進んでいます。
引き続き進藤選手への温かいご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます!
応援メッセージはXで!
#アジアンブリーズ を忘れずに!
Changing Lives !!
Asian Breeze

