サマーリーグ2026参加選手募集中

2025 サマーリーグ体験記 – 平山龍太郎選手

2025年北米🇺🇸🇨🇦サマーリーグも終わりを迎え、それに伴いサマーリーグを全体を通してのインタビューを各選手に行っていきます。第3弾は米ミズーリ州チリコシー市のチリコシー・マッドキャッツでプレーした平山龍太郎選手(投手)です!

今回のサマーリーグを振り返って

今回のサマーリーグを振り返ると、一番大きかったのはやっぱり自分の考え方が大きく変わったことです。心に余裕ができて、いろんな物事を広く見られるようになったのは、この挑戦で得られた一番の成果かもしれないです。初めての海外挑戦はほんの少しの興味から始まりましたが、終わってみれば「飛び込んで良かった」と心から思えます。特に印象的だったのは、日本ではなかなか経験できない「ほぼ毎日試合がある」という環境で、課題が出たらすぐに修正し、次の日の試合で実践できるリズムは自分にとても合っていて、成長を実感できました。住んでいた場所は本当に田舎で、野生のアライグマに出会ったりと驚きの連続、ルームメイトがドミニカ出身でスペイン語ばかり話していて、会話に混ざれなかったのは少し寂しかったですが、その分ホストファミリーの温かさに助けられました。ホストマザーは毎日食べ物を補充してくれて、料理もとても美味しいく、特に「ビスケットグレイビー」は今でも鮮明に味を覚えているくらい印象的でした。

日本とアメリカの違い

野球に関して大きな違いを感じたのは育成の考え方です。日本では「弱点をつぶしてバランスよく育てる」ことを重視しますが、アメリカでは「得意な部分をとことん伸ばす」ことに全振りしています。だから当然エラーも多いですが、「打てばいい」という割り切りがチーム全体で共有されていて、その雰囲気が面白かったです。ピッチャーとしては怖さもありますが、思い切り振ってくれる打者の方が投げやすい部分もあり、自分には相性が良かったと思います。

また、印象に残っているのは、試合で打たれた後に「ごめん」と謝ったとき、日本なら当たり前のように出てしまう言葉ですが、チームメイト全員から「なんで謝るの?十分よくやってるよ」と言われ、その励ましは本当に心に残っています。生活面でも、日本ではありえないような体験ができました。家でライフル銃を撃たせてもらったときは鳥肌が立つくらい感動しましたし、その一方でアメリカ人の「時間にルーズ」なところには驚かされました。細かいことを気にしない豪快さが、良くも悪くもアメリカらしさなんだと思います。

成長した点

毎日観客が入る中で投げることで「堂々としなきゃ」という気持ちが自然と出てきて、プレッシャーに強くなれました。以前はピンチになると、どうしてもネガティブなことを考えていましたが、「ここで出さなきゃ」という意識に変わったのは大きな成長です。渡米2日後にいきなり登板した経験は、自分のタフさを鍛えてくれたと思います。

技術的にはコントロールは確実に良くなりました。課題が出てもすぐに修正して、次の日に実践できる環境は自分にすごく合っていたし、対応力も以前より上がったと感じています。また食生活に困ることもなく、しっかりご飯を食べ続けたおかげで体もひと回り大きくなりました。最後まで体力を落とすことなく、安定してパフォーマンスを発揮できたのは大きいです。

印象に残った選手や指導者

一番印象に残ったのは、ターナーという選手です。投手、内野、捕手までこなす万能タイプで、140キロ後半の速球を投げ、しかも大事な試合で満塁ホームランを打ったかと思えば、その直後にマウンドに上がって試合を締めます。そんな漫画みたいな活躍を見て、「これがアメリカ大学D1の選手か」と心から感動しました。

コミュニケーションにおいて

英語は本当に初心者レベルでしたが、実際に現地に行ってしまえば何とかなります。翻訳アプリやChatGPTを使いながらその場をしのいで、空き時間にはノートにフレーズを書いて勉強しました。ピッチャーなので試合中に複雑な英語を使うことは少なかったですが、やっぱりミーティングは難しかったです。それでも仲間が自分に合わせてゆっくり話してくれたり、丁寧に説明してくれたりしたおかげで、全く孤立せずに過ごせたのは本当にありがたかったです。

アメリカ挑戦を考えている選手へ

少しでも「挑戦してみたい」という気持ちがあるなら、迷わず行った方がいいです。最初の一歩を踏み出した時点でほとんど勝ちみたいなものだと思います。終わってみれば必ず「行って良かった」と思えるはず、自分もそうだったし、挑戦した先には後悔よりもはるかに大きな収穫があると伝えたいです。

チーム成績

39試合21勝18敗(7球団中3位)

個人成績

試合数19
先発数0
イニング数30
勝敗セーブ6-0-1
防御率1.50
奪三振数33
与四死球16

今回の挑戦は、数字以上に価値のある時間でしたが、その中でリリーフとして防御率1.50という安定感を見せた平山選手。異国の地でほぼ毎日試合に臨み、課題を即座に修正して次に生かす姿勢は、まさに挑戦者の象徴です。環境の違いや言葉の壁を乗り越え、広い視野とタフさを身につけたことは、これからのキャリアで大きな武器になるでしょう。

引き続き平山選手への温かいご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます!

応援メッセージはXで!
#アジアンブリーズ を忘れずに!

Changing Lives !!

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