サマーリーグ体験記：陰山健選手

2021年8月13日

皆さん、こんにちは！
アメリカ🇺🇸サマーリーグでのプレーを終えた陰山選手のインタビュー記事を記載します！

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・サマーリーグシーズンを終えて

まず、世界がこのような状況の中無事にシーズンを終え、帰国できたことに本当に安心しています。渡米から帰国までサポートしてくださった全ての方に感謝しています。
シーズンを終えた今ではあっという間だったという感想です。タイムスケジュールの把握が難しく、常に忙しい日々を過ごしましたが、様々なことに臨機応変に対応できる力が身についたと思います。
また、日本ではあまり見られないフレンドリーな関係性は、価値観に大きな影響を受けました。

・アメリカの野球はどうでしたか？

常に楽しみながらプレーしていました。
日本よりも個人プレーの要素が強いと感じました。グラウンドの規格はもちろん日本と同じですが、体格の違い、高いマウンド、長い間合い、テンポ、雰囲気などの違いで、全く違う競技をやっているような感覚になることが何度もありましたが、新たな発見をすることができて毎日が新鮮でした。トライアンドエラーに寛容だったので、今まで試せなかったことや、新しく試してみたいと思ったことを試合の中で挑戦できたことはとてもいい経験になりました！
フィジカルに圧倒される毎日でしたが、日本人の器用なプレーは海外で大きな価値を持つことも実感できました。

・野球以外のアメリカ生活はどうでしたか？

試合の日はもちろんですが、休みの日も誰かと毎日会っていました。家にこもる時間はほとんどなくて、疲れを取る難しさを感じていました。ただ、チームメイトといる時間は言葉が通じる通じないなど関係なく、楽しく過ごしていました。一生の友達が世界中にできて嬉しいです！1番難しく感じたのは食事です。出されるものばかり食べていたら明らかに栄養が偏っていたので、足りないものを自分で調理したりして体力が落ちないように調節していました。

・今後の目標について

今後は日本や海外の独立リーグでプレーすることを目標として練習に励みます。また、伝えたいことも伝えられないことが多かったので、英語の習得にも力を入れます！

・これから海外を目指す選手に向けて

海外でプレーする際に求められることは、常に高いパフォーマンスを維持できる臨機応変さだと思います。ウォーミングアップの時間や内容も日によってバラバラなことはよくあるので、自分の身体の理解を深め、必要な準備を取捨選択することが大切です。日本の細かいところまで洗練されたプレースタイルは海外で必ず価値を生みます。海外挑戦で得られるものは行く前に想像していたものより遥かに大きいです。迷っている方は是非挑戦してみましょう！