2024 サマーリーグ体験記 – 鈴木創大選手

2024年8月13日

皆さん、こんにちは！

2024年アメリカ🇺🇸サマーリーグも遂に終わりを迎えました。それに伴いサマーリーグを全体を通してのインタビューを各選手に行っていきます。

第10弾はテキサス州テクサカナ市のテクサカナリノズに属する鈴木創大選手（内野手）です！

アメリカでの野球はどうでしたか？: 一言で言うと本当に楽しかったです。今までの野球人生で経験のない程の結果の出ない日々が続き、様々なことに試行錯誤を繰り返し、納得のいく結果は出ませんでしたがとにかく野球に集中出来る日々を過ごせました。チームメイトにはD1、D2、D3、NAIA、短大、独立リーグなど全てのカテゴリーの選手がいて、その中で劣っている部分はありますが、自分はアメリカでもやっていけるという自信に繋がったと思います。
野球以外の生活はどうでしたか？: ほとんど休みがなく、休みがあっても室内に打ちに行ったりなどしていたので基本的に出かけることはありませんでしたが、一つだけ思ったことはもう少し英語での会話が出来たらなと思いました。チームメイトはみんな優しく、会話でも理解出来ない時は翻訳機を活用し、苦なく日常を送ることが出来ました。しかし、英語が出来ればコミュニケーションがもっと増え、今以上の関係が築けていたなと少し後悔があります。
サマーリーグで成長したことは？: 実戦の中で修正する力がついたかなと思います。初めのスタートダッシュは良かったものの、6月には1ヶ月でヒットが1、2本しか打てない時もありましたが、そこから実戦の中で修正していくことが出来たのが自分の中で1番の成長だと感じます。
今後の目標について: 色々あるので、具体的な目標はまだ明確にはなっていませんが、今回の参加でアメリカでもっと野球をやりたいという気持ちが更に強くなりました。どのような形になるか分かりませんが、常にその時のベストな判断ができるように、視野を広く持って自分の可能性を積極的に広げていき、自分と同じような境遇の人のロールモデルになれたらなと思います。
これから海外を目指す選手に向けて: 必ず結果が出るとは限りません。費用も安くありません。言語の壁があったり抱える問題はたくさんあると思います。それでもこっちで得た経験はその全てを凌駕するほどの価値はあると僕は思います。なので迷ったら思い切って挑戦してみてください。
その他あれば: 今回アメリカのサマーリーグに参加できたのは自分の力だけでは絶対に不可能でした。家族、周りの人の支えがあってこのような貴重な体験をすることが出来ました。感謝しかありません。ありがとうございました。