サマーリーグ
2021年以降アジアンブリーズはトラベリングチームと並行して個人支援を開始しました。こちらではサマーリーグについて紹介しています。
米大学野球とは
米大学は1年の始まりが8月末で終わりが5月初めになりますが、野球部の活動はどうでしょうか?
8月末から12月中旬までが練習や紅白戦を通して、春のシーズンのロースター(ベンチ入りメンバー)を決める時期になり、1月末から5月初めがシーズン、そのあとはポストシーズンで、ほとんどのチームは5月中に大学野球部の活動が終わります。
5月から8月中旬までの約3ヶ月間は夏休みに入り、野球部の活動は全くありませんが、アメリカの大学生選手はこの長い夏休みを利用し、大学とは全く別のチームとして『サマーリーグ』に参加します。
米大学サマーリーグとは
サマーリーグとは、アメリカ🇺🇸とカナダ🇨🇦のいたるところに様々なレベルで存在し、北米で一番人気のあるチームは1日平均観客動員数6000人を越えます。
そういうところはアメリカの独立リーグと運営の形式や方法はほとんど同じで、チームの本拠地がスタジアムになっており、オーナー、GM、マーケティング、チケットスポンサーセールスなどがいてアマチュアスポーツですが、しっかりビジネスとして『利益を上げて運営』をされています。
またアメリカ全土から選手を調査しいい選手を各チームそれぞれ契約するチームもあります。
選手は大学生なので給料をもらうことはないが、お客さんはお金を払い試合を見に来て、子供達にサインをしたり、地元メディアへの取材があったり、プロ野球選手になる前に『プロ野球の疑似体験が』できるのがサマーリーグ。
プロに行くであろうレベルの高い若者たちを、プロ野球選手としての態度振る舞いを学ぶことができ、プロとしての立ち振る舞いを学べる『人間育成の最後の場』とも言えます。
サマーリーグは5月末から8月初めまでで週に5-6試合、『合計40−60試合』行われるリーグが多く、オールスターゲームやポストシーズンも行われます。
レベルの高いところはMLBドラフト注目選手で球団が招待した選手のみが参加できるリーグがあったり、逆に日本のクラブチームのように観客は家族や友達だけでコミュニティーフィールドや高校などで試合を行い、参加希望の選手を誰でも受け入れる比較的レベルの低いリーグもあります。
また球団によってはスタジアムの清掃や、グランドの整備、洗濯などのクラビーの仕事などでバイトをすることもできます。
私生活では、ホームステイ先でのホストファミリーは試合を見に来てくれたり、チームメイトと交流したり、去年弊社の選手は地元の新聞社にインタビューを受けて新聞に載りました。日本人がアメリカに来て挑戦してるのは注目されやすいです。まさに『アメリカの一夏の青春体験。』です。
なぜサマーリーグでプレーするのか?
アメリカの大学はほとんどのリーグが金属バットで行われているが、サマーリーグは全て木製バットを使用。野手にとっては木製バットにも対応することができるというのをプロのスカウトにアピールできるチャンスでもある。
また特に2年制大学でプレーしている選手にとっては、サマーリーグで活躍することで、大学シーズンでは地理的にも見てもらえない4年制大学の監督コーチへアピールし、奨学金付きオファーの話を獲得したりするケースもある。
大学シーズンであまり出場機会のなかった選手やより多くの試合を経験してレベルアップを図りたい選手などなど選手にとっては素晴らしい機会となります。
アジアンブリーズ提携チームは?
現在アメリカ、カナダ合わせて10チーム以上。アメリカでは西海岸のカリフォルニア州、オレゴン州から中部のカンザス州、ミズーリ州、ウィスコンシン州、オハイオ州、そして東海岸のノースカロライナ州に渡ります。
大学生のみの参加?
大学生年代だけでなく、高校生のリーグや、大学卒業後の選手元プロの選手が参加できるセミプロリーグもあります。年齢に関係なく、野球を通して生のアメリカをみることができます。
どういう日本人選手を各チーム探しているか?
約2ヶ月間で40−50試合、週に4-5試合あり、先発5人プラスリリーフ8-10人と必然的に投手はどこのチームも必要としてます。
アメリカの大学でもサマーリーグでも日本のように100人などの選手は絶対取りません。もちろん実力によるので均等ではないが、試合機会多くなるように少人数制になっています。
最後に
アメリカに1人で行って野球をする?英語が話せないのに大丈夫?レベルは高くないのか?
新たな挑戦をしようとすれば『できない理由を教えてくれる大人がいる』と思います。
周りの方々はもちろん心配です。
ご両親を説得させるだけの思い・情熱がないと、アメリカで何かトラブルが合った時に果たして乗り越える力があるのか。
これは出発前の覚悟の部分で試されています。
様々な選手のレベルに合わせて挑戦できる弊社では、特別な機会を提供しています。
これからの皆さんの野球人生の選択肢になることを願っています。
有難う御座いました!
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