サマーリーグ現地レポート – 黒葛原隆斗選手

2023年7月13日

皆さん、こんにちは！

2023年アメリカ🇺🇸サマーリーグもあっという間に前半戦を終え、それに伴い各選手にこれまでの話を伺いました。

第6弾はカンザス州ウィチタ市のウィチタダードバッグに属する黒葛原隆斗選手（内野手）です！

ここまでの野球はどうですか？

6月初めにチームに合流し、最初はやはりこっちの選手からしたら自分は外国人なのでどんな人だろうとか警戒されていたと思いますがすぐに馴染むことができ、今ではのびのび野球ができていると思います。初めてスタメンで出場した時は、掛け声も合図も分からず見えないエラーをたくさんしてしまい悔しい思いをしましたが、今は最低限のグラウンド内でのかけ声はわかったので連携でのミスはなくなりました。

打撃の方もコーチからアドバイスをもらいタイミングのとり方を変えた途端、安打が増えスタメン出場が増えてきました。アメリカで自分が驚いた1つのプレイは、ランナー１、2塁のダブルスチールで、日本では基本2塁ランナーを殺しにいくのですがアメリカでは１塁ランナーを殺しにいくみたいで1度カバーに入り切ることができませんでした。訳を聞いたら2塁ランナーより1塁ランナーの方がスタートが遅れるからアウトをさしやすいと言っていました。同じ野球でも国が違えば考え方も変わるんだなと思いました。

チームの雰囲気はどうですか？

めちゃくちゃ良いチームです！！監督もコーチもすごく良い方で選手とのコミュニケーションはもちろん選手との壁作らずとても話しやすい人達だと思います。また選手達の雰囲気もとても良いです。味方に対しての応援はすごく逆に敵に対しての野次は半端なく、投手が投げるモーションを入ってるのもお構い無しに野次を飛ばしまくって仲間を鼓舞しています。

チームのレベルもすごく高く最初は負けが先行していましたが今は勝ちが先行しています。アメリカの野球は守り勝つ野球はあまりなく、全員フルスイングで点をたくさん取って勝つ野球って感じがしています。アメリカの野球を初めて体験しましたが細かい事はあまり考えなくてよく、全力でプレイすることだけ考えてやればいいのでとても楽しいです。

野球以外の生活はどうですか？

ホームステイでお世話になっているホストファミリーの方達はすごくいい人達です。こんなに甘えていいんだろかってぐらい良くしてくれていてとても暖かい家族です。観光は出来ていませんが買い物に付いて行ったり出かける時は、一緒に外を出て色んな景色を見ています。平日の日中は小さな子供達を預かることもしていてみんなすごく可愛くて自分にも懐いてくれて英語を教えてくれたりしています。

食事はメキシカン料理が好きになりました！とても美味しいです。英語の方は会話の聞き取りは難しいですが、短い言葉の質問などは聞き取れるようになったと思います！日本語は母音が「あいうえお」の5個しかないのですが、英語は約15もあるらしくそれを意識して聞き取ろうと思っても全然分からないぐらい難しいです。英語がもっと話せたらアメリカの生活が今以上に楽しくなると思うので頑張ります。

後半戦に向けて意気込みを下さい。

前半戦は個人の結果としては最初は全然打てなかったのですが、今はちゃんと捉えることができ良い結果も残せるようになってきたので、この成績を維持したまま後半戦も頑張りたいとと思います。チームとしても連勝が増えて来て、いい流れが来ていると思うのでこのまま勝ち続けたいと思います。