2027年5月中旬から8月中旬までの最大3ヶ月間行われる北米のアマチュアリーグであるサマーリーグへの参加選手募集を開始します。2019年から2026年までの8年間で弊社から合計79人の選手がサマーリーグへ参加しております。

プログラム詳細
| 場所 | アメリカとカナダ |
| 形式 | 現地のチームに参加 |
| 期間 | 2027年5月中旬から最大3ヶ月間 |
| 試合数 | 40−70試合 |
| 参加対象選手 | 高校生、大学生、社会人、プロ経験者 |
| 参加費 | 396,000円(税込) |
参加費に含まれるもの
- チーム参加費用
- 現地ホームステイ代
- チームユニフォーム・帽子
- チーム入団手続き
- 遠征時のバス移動代・ホテル代
- 米在住スタッフによるオンラインサポート
参加費に含まれないもの
- 日本-アメリカ間の移動費 (往復航空券、燃油サーチャージ、諸税、手荷物超過含む)
- 現地での食費
- 現地の移動費
- パスポート申請など、渡航入国に関しての費用全般
- 海外旅行保険 (必要)
- 個人支出 (遠征などでの食事代、土産代、雑費等)
- プロチームと契約した場合のビザ取得費用及び申請に関わる代行手数料
アジアンブリーズのサポート
サマーリーグは、参加することそのものがゴールではありません。3ヶ月で何を積み上げ、その先の進路にどうつなげるか。アジアンブリーズは、球団探しから現地での3ヶ月、そして帰国後まで並走します。
プレイヤーデータベースで球団を探す
2026年より、選手一人ひとりの英語のプロフィールページを作成する「プレイヤーデータベース」を導入しました。掲載するのは、次のような情報です。
- 打球速度・飛距離・打球角度などの計測値(HitTrax)
- 身長・体重・体組成(InBody)
- 公式戦での出場記録
- プレー映像(選手によっては20本以上)
北米の球団やコーチには、このページのURLをそのまま送ります。言葉での紹介ではなく、数字と映像で交渉する。だから「受け入れてくれるチーム」ではなく、「その選手のレベルと目的に合うチーム」を探すことができます。


選手は自分のページにログインし、現在地を確認できる
参加選手には、本人専用のマイページをご用意します。ログインすれば、こちらが北米のコーチへ送っているものと同じ内容を、そのまま自分の目で確認できます。
さらに、自分の計測値が今どの位置にあるのかを、2つの物差しで見ることができます。
- 同学年の選手の中でのパーセンタイル(上位何%か)
- 米国大学の各カテゴリー(NCAA D1・D2・D3/NAIA)のリクルーティング基準値との比較
「打球速度はD2の基準を超えている。あと数マイル上げればD1の基準に届く」——自分の現在地と、目標までの距離が数字で見えます。次の一歩を感覚ではなく数字で決められることが、この3ヶ月の使い方を変えます。
渡航中も、日本語で相談できる
米国在住のスタッフが、チームとのやり取り、ホームステイ先との調整、けがや体調面の対応まで、日本語でサポートします。
サマーリーグとは?
北米サマーリーグは、アメリカとカナダで毎年5月中旬から8月中旬にかけて行われる、高校生・大学生・社会人世代を対象としたアマチュア野球リーグです。全米とカナダで約100リーグ・約700球団が活動しています。
大学のチームとはまったく別の、地域に根ざした球団が、夏の3ヶ月間だけシーズンを戦います。日本でいえば、各地域の独立リーグやクラブチームのアマチュア版にあたる存在です。多くの球団がスポンサー・チケット販売・飲食の出店まで、プロ野球さながらの経営方式を採用しており、選手はプロと同じように扱われます。
3ヶ月で40〜70試合という試合数
サマーリーグの最大の特徴は、圧倒的な試合数です。日本とアメリカの大学生の年間試合数を比べると、こうなります。
- 日本の大学生:年間およそ71試合(早稲田大学2025年/オープン戦44・春季リーグ14・秋季リーグ13)
- アメリカの大学生:年間58〜62試合(NCAA D1 ヴァンダービルト大学58/アリゾナウェスタンカレッジ62)
- ここにサマーリーグの40〜70試合が加わり、アメリカの選手は年間100〜130試合を戦う

試合数の多いリーグでは、さらに密度が上がります。ノースウッズリーグ(北米サマーリーグの上位リーグ)のラクロス・ロガーズは、5月25日の開幕から8月8日の最終戦までの77日間で72試合。オフ日はオールスター休みを入れるとわずか8日間で、6月はダブルヘッダーを挟んで16連戦があり、7月29日の最後のオフ日の後は8月9日のシーズン最終戦まで19連戦、そしてプレーオフというスケジュールです。日本のプロ野球でもまず組まれない日程の中で実戦を重ねます。

北米の野球には「練習より試合で成長する」という文化があります。試合の中で課題を見つけ、翌日のプレーで試す。その繰り返しが前提になっているため、ロースター(ベンチ入り)も多くの選手が試合に出ることを前提に組まれます。ポジションごとに枠が決まっていて、その枠が埋まった時点で選手募集は終了します。日本の大学野球のように、100人を超えるチームで4年間試合に出られないまま終わる、ということが起きにくい構造です。
満員のスタジアムでプレーする「プロの擬似体験」
アマチュアリーグでありながら、プロ野球に匹敵する観客動員を誇る球団があります。
- Madison Mallards(ノースウッズリーグ/ウィスコンシン州)— 2024年シーズンは35試合で217,070人を動員。1試合平均6,200人超で北米サマーリーグ最多
- St. Joseph Mustangs(MINKリーグ/ミズーリ州)— 27試合で77,046人、1試合平均2,854人。弊社からは2026年度は竹川葉流選手が参加しています

球団運営の中心にあるのは「どうやって球場に人を呼ぶか」です。企業向けのパーティープラン、食べ放題・飲み放題のパーティーシート、子ども向けの遊具エリア、試合後の花火やドローンショー。地域のエンターテインメントとして成立させたうえで、その舞台に選手が立ちます。
ナイター照明の下、埋まったスタンドで自分の名前がコールされる。試合後にはサインを求めて子どもが並ぶ。この経験は、プレーの質だけでなくメンタル面でも大きな財産になります。将来、指導者やフロント、スポーツビジネスの道に進む選手にとっても、集客が成り立つ現場を内側から見られる機会はそう多くありません。
答えを与えず、考えさせるコーチング
アメリカのコーチは、「こうしろ」と正解を渡す人ではなく、考えるヒントを出す人として選手と向き合います。打撃フォームを直すときも「この場面でどんな打ち方をしたい?」「今のスイングで何が一番やりにくい?」と、選手の感覚を引き出す質問から入る。守備位置や配球も「この打者の特徴は?」と対話を重ねながら決めていきます。

そして、現場でいちばんよく聞こえてくる言葉が「Enjoy!」です。力みすぎている選手にはリラックスを、結果が出ない選手にはまず野球を楽しむところに戻ることを促す。参加した選手からは「『頑張るな、楽しめ』と言われ続けて最初は戸惑ったが、開き直ってプレーしたら一気に調子が上がった」という声もありました。言われた通りに動く選手から、自分で判断して決断できる選手へ。3ヶ月で野球観そのものが変わります。
ホストファミリーと過ごす3ヶ月
サマーリーグの選手は、シーズン中は現地のホストファミリー宅に滞在します。北米ではスポーツや教育の分野に広く根付いた文化で、マイナーリーグや独立リーグの選手も同じ仕組みで生活しています。ホストファミリーは報酬のためではなく、故郷を離れて挑戦する若者を地域で支えたいという気持ちから選手を受け入れています。

食事の希望、洗濯、移動の相談、体調のこと。生活に関わるすべてを自分の言葉で伝える必要があり、受け身でいると何も進みません。技術以上に、海外で生きていくための基盤が鍛えられる時間です。そして多くの選手にとって、ホストファミリーは結果に左右されない心の拠り所になります。帰国後も毎年連絡を取り合っている選手が少なくありません。
英語と、世界に散らばる仲間
練習も試合も、チームメイトとの雑談も、すべて英語です。自分の考えを伝えなければチームの中で存在感を出せないため、初日から「本物の英語」に浸ることになります。完璧な文法よりも、短いフレーズでも声にして相手にぶつけること。参加した選手の多くが、語学学校よりもここでの3ヶ月が英語上達の最短ルートだったと振り返っています。

そして、世界中から集まった選手と過ごす夏は、価値観そのものを揺さぶります。試合中は誰よりも熱くなるのにベンチではふざけ合う。ウォーミングアップの方法は各自の自由。ヒットを打てば「神様のおかげだ」と口にする。日本にいたら出会わない考え方に触れることで、自分の常識がどれだけ狭い枠の中にあったかを知ります。アメリカの選手はスカウトやエージェントとの付き合い方も知っていて、彼らとの会話は、自分のキャリアをより広い視点で設計するきっかけになります。
アジアンブリーズでは、海外プロ野球への道を切り拓きたい選手だけでなく、将来野球を仕事にしたい選手にも、選手のうちにサマーリーグへの参戦を勧めています。
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