サマーリーグ2026参加選手募集中

2025 サマーリーグ体験記 – 小越晴渚選手

2025年北米🇺🇸🇨🇦サマーリーグも終わりを迎え、それに伴いサマーリーグを全体を通してのインタビューを各選手に行っていきます。第2弾は米アイダホ州カルドウェル市のソートゥース・ソックアイズでプレーした小越晴渚選手(投手)です!

今回のサマーリーグを振り返って

最初に自分で立てた目標は正直達成できなかったですが、監督から思った以上に信頼してもらえて、頼られる場面が多かったのは本当に嬉しかったです。2月3月のアジアンブリーズのプログラムに参加したときに、自分のピッチングが海外でも通用することを実感していたから、自信を持ってサマーリーグに挑めました。

日本よりもアメリカのボールの方が手にしっくり馴染んで、高めのストレートで空振りを奪えたことは自分にとって大きな武器になりました。日本ではカットボールやスライダーで芯を外すスタイルが多かったですが、アメリカではストレートとチェンジアップで空振りを狙う投球スタイルがしっくりきて、むしろ楽しかったです。もともとアジアンブリーズに参加した際、速球派の投手にトレーニングを教わり、2ヶ月間みっちり練習してきたので、その成果を試す実践の場としてもすごく良い経験になりました。

日本とアメリカの違い

野球の面で一番驚いたのは感情の切り替え方です。エラーをした選手がベンチで思いきり暴れたかと思えば、数分後にはチームメイトと談笑しています。ピッチャーも打たれた直後にグラブに叫んだりして感情を出すしますが、その後はスッと冷静さを取り戻します。感情を隠すのではなく、一度出してから切り替えるのが上手いなと感じました。打者との勝負でも、日本はツーストライクになると粘って三振を避けようとしますが、アメリカは「三振は気にせず思い切り振れ」というスタイル。だから9番打者でもツーストライクからホームランを打ってくることがありました。最後まで気が抜けないのは正直しんどかったですが、その迫力はアメリカらしさだと思いました。また、アメリカの打者は全体的にアッパー気味のスイングで低めに強く、その代わり高めには弱さがあると感じました。加えて、マウンドが日本より硬くて、ちょっとした環境の違いでもパフォーマンスに影響があり、慣れるまでは時間がかかるかもしれないです。

登板は中3日が基本だったので、オフはほとんどがトレーニングか休養で、観光や遊びに出かけることは少なく、野球に集中した生活でした。食事は全体的に油っぽくて糖質が多い印象で、体のケアを考えるとやはり食生活は日本の方が合っていると感じました。

成長した点

言葉が通じない環境で生活する中で、「自分はどう動くべきか」を野球以外でも常に考えるようになりました。移動距離がとにかく長く、片道6時間かけて球場に行くことも普通で、そういう環境で試合をこなすのは大変でしたが、ロングフライトや長距離移動にも耐えられるタフさが身につきました。

アメリカの野球を知ることで、逆に日本の野球の特徴やクセも見えてきました。日本の打者は緩急に強い一方、アメリカは強打を恐れず「強く打たせて抑える」スタイル。自分もたまに強く打たせるピッチングを試したけど、力負けするとヒットになる確率が高いと感じ、環境の違いが投球スタイルに与える影響を学べたのは大きかったです。また連戦や長距離移動など慣れない環境でも、しっかり体力を蓄えて定期的に登板し、安定したパフォーマンスを残せたのは自信になりました。

印象に残った選手や指導者

トレイ選手:19歳にして体がめちゃくちゃ大きく、しかも二刀流で試合の中心になることも多く、存在感は圧倒的でした。

イーサン選手:元野手で、そこからピッチャーに転向した選手。長身から繰り出す95マイルの速球は圧巻で、スライダーも自分のストレート並みに速く、野手から投手へのコンバートは難しいはずなのに、努力でしっかり結果を残していたのが強く印象に残りました。

コミュニケーションにおいて

現地では英語が流暢に話せるわけではなかったですが、身振り手振りや簡単な単語で意外となんとかなるものでした。日本に帰ってからも、外国人の会話を耳にすると「少しでも理解しよう」という意識が自然と働くようになったのは大きな変化で、英語をもっと学びたいというモチベーションの源になったと思います。

アメリカ挑戦を考えている選手へ

英語はできるに越したことはないし、事前に勉強しておいて損はないです。食事の面ではお米を持っていくのがおすすめで、現地の食生活は油や糖質が多くて、日本人にとっては慣れるのが大変なので、アジアンスーパーでまとめ買いしておくのもいいです。試合中に必要な塩分チャージのタブレットなんかも持っていくと安心かもしれないです。また気候も違うので、気づかないうちに足がつったり体調を崩したりする可能性もあります。とにかく怪我には気をつけてほしいです。大変なこともありますが、それ以上に得られるものが大きいので、是非アメリカで挑戦してみてほしいです。

チーム成績

54試合45勝9敗

個人成績

試合数11
先発数10
イニング数35
勝敗1-1
防御率2.83
奪三振数51
与四死球13

小越選手の挑戦は、投球スタイルの進化や異文化への適応といった多くの学びに満ちていました。アメリカ特有の環境で、自らの強みを生かしながら成長し続けた姿勢は、私たちにとっても大きな刺激です。

これからさらに高みを目指す小越選手の活躍に期待するとともに、今回の経験が次のステージで大きな力になることを心から願っています。

引き続き小越選手への温かいご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます!

応援メッセージはXで!
#アジアンブリーズ を忘れずに!

Changing Lives !!

Asian Breeze

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