2024 サマーリーグ現地レポート – 打越晴翔選手

2024年7月20日

皆さん、こんにちは！

2024年アメリカ🇺🇸サマーリーグもあっという間に前半戦を終え、それに伴い各選手にこれまでの話を伺いました。

第10弾はテキサス州ホワイトオック市のパイニーウッズティンバーホッグスに属する打越晴翔選手（内野手）です！

ここまでの野球はどうですか？

初めて本場の野球に触れてみて、攻撃中心の野球でどのチームにもいいバッターが多く、見ているだけで勉強になると感じました。日本と違って雰囲気が明るく楽しんでプレーしているのを感じました。守備ではコミュニケーションがうまく取れず、ミスも何回かありましたが今ではチームメイトがジェスチャーなどを使ってくれ、コミュニケーションがうまく取れています。

打撃では初めは動くファストボールに対応できずゴロの打球が多く苦戦しましたが、チームメイトのバッティングを参考にしたり、自分で工夫して長打が増えてホームランも打てたので自分の成長が見られたのでさらに磨いていきたいです。日本と違い、合わせるバッティングを好まずに常にフルスイングをするスタイルが日本とアメリカの長打力と打球の速さの違いかなと感じました。自分も日本にいる時は合わせてしまう癖がありましたが、こっちに来て合わせず強く振ることを意識して取り組み試合での打球の変化を実感しました。

チームの雰囲気はどうですか？

チームメイトはみんないつでも明るく向こうから話しかけてくれてコミュニケーションをとってくれるので、孤立することなく毎日楽しく過ごすことができています。日本ではあまり見ない試合中のヤジを言う文化は自分も抵抗がありましたが、それ以上に得点した時やピンチを抑えた時に全力で喜んでいる姿に野球を全力で楽しみ、取り組む姿勢に自分も見習いたいと思いました。

チームメイトのキューバ出身の選手が打率、本塁打、打点、安打数リーグ1位で、日本では間近で見ることができないバッティングの技術とパワーを見ることができ、動画を撮ったり、コミュニケーションをとって毎日勉強することができています。他の選手の体の使い方などをよく見て、そこら中に自分が上達する材料があり、とてもいい環境で野球ができています。

野球以外の生活はどうですか？

ホームステイ先ではとても優しくしてもらっていて、プールパーティーや誕生日にステーキハウスに連れていってもらったりなど、本当の家族のように関わってくれているので落ち着いて生活することができています。ルームメイトも毎日フィールドまで車で乗せていってくれ、オフな日には一緒にトレーニングジムや買い物に行ったりなどとても良くしてもらっています。

食事では日本にいる時の食事とは全く違い、ハンバーガー、ピザ、肉、メキシコ料理のローテーションです。アメリカに来て1か月経ったくらいの時は日本食が恋しく感じましたが、今ではアメリカの食事に慣れて米がない生活が普通になりました。実際にアメリカ人の生活を体験することができて、日本との違いを感じながら良い体験を毎日できています。

後半戦に向けて意気込みを下さい。

前半戦では投手の動く球に対応できずゴロの打球が多く率も残せていませんでしたが、意識してバッティングを変えて、今では打球も上がり長打も増えてきているので、このまま率も残せるようにしていきたいです。チームがプレイオフに出られるように貢献していきたいと思います。