皆さん、こんにちは!
2024年アメリカ🇺🇸サマーリーグもあっという間に前半戦を終え、それに伴い各選手にこれまでの話を伺いました。
第9弾はワシントン州フォールシティー市のノースウェストホンカーズに属する澤田龍京選手(内野手)です!
- ここまでの野球はどうですか?
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自分は現地の大学の都合上、約1ヶ月遅れでの参加だったため試合数は少ないですが、これまでの成績は不安だった打撃面でも結果を残せており自分としては非常に満足しています。アメリカの野球にも順調に適応でき、特に守備に関しては安定したパフォーマンスが残せているかと思います。
アメリカの野球と日本の野球の違いとしては、試合の雰囲気やプレースタイルが挙げられます。アメリカの選手たちはパワーやスピードを重視する一方で、日本は繊細さと戦略を重視している印象を受けました。サマーリーグは即席のチームであるため、細かい戦術や連携を取るのが難しい面もあるとは思いますが、やはり集団としての野球は日本の方が水準が高いなと思うことは多々あります。その反面、アメリカは個々の意識が強く、チーム対チームより、投手対打者の個人要素が強い印象を受けました。そういった双方の良さも感じ、その違いを実感しながらも、自分のプレースタイルをうまく合わせられているのかなと感じています。
- チームの雰囲気はどうですか?
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雰囲気は非常に良好です。遅れて参加したにも関わらず暖かく迎え入れてくれた監督やチームメイトにはとても感謝しています。私たちのリーグのシステムについて少し触れると、リーグゲーム20試合とその他20試合、合計約40試合という形で分かれており、最終順位はリーグゲームの戦績で決まります。(日本でいう公式戦と練習試合という具合です。)チーム成績もリーグゲームの方は順調で、対戦相手のレベルも高くMLB経験者と対戦できたりと、良い緊張感の中野球を楽しむことができています。
アメリカでの生活をある程度経験していたというのもあって、チームメイトやコーチ陣とのコミュニケーションも円滑に取れており、良い関係が築けています。特に試合中での二遊間連携など、初めは不安に感じていた部分もチームメイトとのおかげでなんとか成り立っています。野球の技術面だけではなく、英語力を含めたコミュニケーションの面でも成長を感じています。
- 野球以外の生活はどうですか?
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私生活も充実しています。アメリカの文化にもだいぶ慣れ、チームメイト以外でも積極的に交流できるようになりました。ホストファミリーやルームメイトのおかげで観光や現地の文化を楽しむ機会も多くあります。特にホストファミリーはとても親切で温かく迎えてくれています。子供達と触れ合う機会も多く、彼らとの交流を通じてアメリカの生活や文化について学ぶことができ、非常に貴重な経験となっています。
- 後半戦に向けて意気込みを下さい。
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後半戦に向けては、引き続きコンタクト率を維持しつつ、チームに貢献できるよう多方面において努力を続けたいと思います。改善点としては、さらにアグレッシブに攻める場面を増やし、積極的なプレースタイルを取り入れていきたいと考えています。後半戦も自分らしく野球を楽しみ、チームメイトと共にワールドシリーズを目指します。
- その他あればお願いします。
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最後に、アメリカでのこの経験を通じて、多くのことを学び、成長できていることに感謝しています。この場を与えてくれた皆さんに感謝しつつ、残りの期間も怪我なく全力でプレーしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
チーム成績
16試合9勝7敗(澤田選手加入後)
個人成績
打率 | .375 |
打数 | 48 |
安打数 | 18 |
二塁打 | 3 |
三塁打 | 0 |
本塁打 | 0 |
打点 | 10 |
盗塁 | 13 |
三振 | 10 |
四死球 | 5 |
アメリカ大学短期留学中の今春はレベルの高いD1大学のチームで練習参加していただけあり、しっかりアメリカの野球に適応し結果を残している澤田選手。後半のさらなる活躍に期待です。
引き続き澤田選手への温かいご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます!
応援メッセージはXで!
#アジアンブリーズ を忘れずに!
Changing Lives !!
Asian Breeze